2月4日のジャパンビースソサエティ第1回シンポジウム
会員にはすでにNewsletterでレポートが送られている。
横浜まで、出向いただけの価値ありだった。
前身の日米ビーズ協会は「作家の作品のオリジナリティ
を保護する」が目的の1つで設立されたと改めて知った。
その趣旨に相応しいテーマで、内容の濃い、意義ある1日だった。
※弁護士の雪丸真吾氏の「著作権」に関する
レクチャー、質疑応答は私たちにも分かりやすい言葉で
説明して頂き,大変参考になった。
参加者の活発な話し合いの中で作品の模倣、盗用への
対処は最後にはビーダーのモラル、倫理観に訴えるしかないのか。
オリジナリティを守るためには、黙認、諦めだけでなく、
相手にしっかり、声を上げて、認識させることも必要だと言う意見も出た。
※Challaenge for Yourselfの発表会
同じ課題の材料(キットではない)を使って、
製作した作品はどれも見事だった。
ここまで発想の違う作品が生まれるのかと感心しきり!
参加者の中からも感嘆の声が何度も上がった。
実際に製作された方の作品について発表があった。
※パネルディスカッション「アーティストとしてのオリジナリティ」
参加した作家の皆さんは、ビーズの本や作品は見ないように
していると言う一致した意見が印象深かった。
ところで、「著作権」とも関係するが、
私はレース編みや刺繍の本からも参考にしているが、
それもそのままの模倣は著作権侵害に当たるそうで
作者の許可がいるそう。絵画なども作者死後50年以上
経っていないと駄目なのでご注意を!ただし自然の
景色、星や花や動物などから題材を取り入れるのは
OK!自然界には著作権はないよね。
でも、人の書いた動物や花のイラストの模倣は
ダメだわ、うーん!知らず知らずに自分も
著作権の侵害をしていないよう注意が必要!
テクニック(ネッティング、ペヨーテなどの
ステッチ)は使用して良いが、出来上がった作品の
マネは駄目ってことです。編み物でも
長編み、細編みなどは自由に使うものね。